iPhoneの動画設定

 

前回に引き続きiPhoneの動画機能についてもう少し触れていこうと思います。

前回の記事はこちらから。

https://clocktownproject.com/iphonemovie1/

iPhone動画の設定

iPhoneだけに限ったお話ではないですが、動画はサイズ(解像度)やフレームレート、アスペクト比などの設定があります。

全く分からない人にとっては何が違うの?と思ってしまうと思うので少し解説していきたいと思います。

以下の画像をご覧ください。

 

 

iPhoneのカメラ設定画面です。

機種によって表示方法が少し違う場合もあるかもしれないですが、基本的な内容は同じです。

 

サイズ(解像度)

サイズ(解像度)というのは、この設定の720とか1080とか4kと書いてある部分です。

よくハイビジョンという言葉は聞くことがあると思いますが、720がハイビジョン(HD)のサイズになります。

そして、フルハイビジョン(FHD)というのが1080のサイズです。

さらに4Kというのはフルハイビジョンの倍のサイズになります。

数字が大きくなればなるほど画質が良くなります。

因みにハイビジョンとかフルハイビジョンと言っていますが、これは和製英語で、本来はハイ・ディフィニション(High Definition)が正しい用語です。

Definitionは解像度という意味です。

ハイビジョンだと、英語で意味を考えてしまうと崇高な見通しって感じでしょうか(笑)

 

走査線の方式

720pとか1080pと書いてあるこの「p」というのは走査線の方式を表しています。

と言ってもよく分からないと思うので、今現在ではほとんど「p」で大丈夫と思っていただければと思います。

ちなみにpはプログレッシブ方式、そしてもう1つあるのがインターレース方式です。

興味のある方はググってみてください。

また別の機会に解説するかもしれませんが今回は省きます。

 

HDの範囲

720p HDや1080p HDと書いてある、この「HD」の部分は先ほどご紹介したハイ・ディフィニション(High Definition)のことですが、4kやDVDの規格はHDの仲間に入りません。

720がつくものと1080がつくものがHDの仲間と思ってください。

 

4k

4kも多くの人が聞いたことはあると思いますが、ざっくり言うとFHDの倍の解像度なので綺麗という認識で間違ってはいません。

ただ実際の画質というのは解像度以外の要素も沢山あって実は一概には言えなかったりします。

しかし、同じiPhoneで1080pと4kを使う場合を比べれば4kの方が綺麗というのは間違いないので綺麗な画質が欲しい時はこちらを使ってください。

ちなみに容量は当然大きくなります。

 

フレームレート

さて、最後にフレームレートについて解説します。

これは最後に付いているfpsというやつです。

ここでは30fps、60fps、24 fpsがありますが、これは1秒間に画像が何枚で構成されているかという値です。

つまり、30fpsなら1秒間に30枚の画像、60fpsなら60枚ということです。

パラパラ漫画をイメージしてもらえると分かりやすいですが、1秒間に30枚の画像で構成されてるパラパラ漫画と1秒間に60枚の画像で構成されているパラパラ漫画だと60枚の方がたくさんの画像が表示されるので滑らかに動いているように見えるわけです。

このfpsに関しては数が大きければ良いという話ではなく、例えば映画は24fpsが基準になっていたります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

簡単にiPhoneの動画の設定について解説しました。

少しでも用語の意味がわかっていると設定も迷わず適切にできますので一度試していただけると嬉しいです。

 

 

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投稿者プロフィール

唐井 基行
唐井 基行
映像ディレクター/ウェブ解析士

外資系の映像制作、映画制作、MV制作などを経て2015年株式会社クロックタウンプロジェクトを設立。
クライアントにとって何が一番利益になるかを考えて中長期的な目線で制作、アドバイスなどを行っている。